第14回高校生ものづくりコンテスト県大会(木材加工部門)が21日、愛媛県西条市周布の東予高校であり、建築関連学科のある県内4校の生徒8人が日ごろ磨いた技能を競った。
 県大会は、県工業教育研究会(松山市)が毎年開催している。参加者は制限時間2時間半で課題に挑戦。審査員4人が、作業を効率よく進めているか▽図面通りの寸法に加工できているか-などを採点した。
 参加者は加工の際の目印を付ける「墨付け」を手際よく進め、慎重にのこぎりをひいたりのみを振るったりした。1位は吉田高機械建築工学科3年猿谷孝輔さん、2位は同科2年上岡豊科さんが受賞した。